南部5首長らが市に提言書

リニア中央新幹線

[ 2016年 9月 7日 水曜日 15時47分 ]

003南部

 下伊那南部の5町村長と下伊那南部地区議員会(会長・勝野猶美阿南町議長)は6日、リニア中央新幹線県内駅への南部地区からのアクセスルートついて、天竜川左岸、竜東側の国県道を活用したルート設定と改良促進を求める提言書を、牧野光朗飯田市長に手渡した。今後は市と連携を図り、期成同盟会などの組織を立ち上げる中で県や国に要望していく方針だ。

 提言書では「南部地区の住民の利便性、来訪者の受け入れを考える上で、早急に県内駅へのアクセスルートを設定する必要がある」と強調。「飯田市と連携の下、南信州広域連合や県、関係機関への要望活動を実施していく」とし、ルートには三遠南信道千代インター(仮称)付近から阿島橋間の国県道を挙げた。

 5町村長や同議長など10人が出席し、阿南町の勝野一成町長が代表して提言書を提出。受け取った牧野市長は「リニア駅へのアクセスルートは大変重要な課題と捉えている。今回の提言内容も参考にしながら一緒になって考えていきたい」とし、「まだまだ課題は多く、国や県、JR東海ともさまざまなやり取りの中で検討しなければならない。飯田下伊那が一体となってリニア、三遠南信道時代を切り開いていくために、ともに歩を進めたい。いろんなやり取りをしながら、しっかり情報共有していきたい」と述べた。

 提出後、勝野町長は「南部地区の思いを理解してもらえたと思う」とし、今後は飯田市や喬木村への協力参加を求めながら期成同盟会や連絡協議会などの設立も視野に、活動展開していく予定だ。

 今回の提言活動は、同議員会の働き掛けも大きかった。5月に開いた定期総会で、町村提出議題にリニア新幹線アクセスルートの改良整備を求める議題を新たに追加して採択し、8月には5町村長に提言書を提出している。勝野会長は「飯田市や南信州広域連合に我々の思いを伝え、理解をいただいた上で積極的に活動を進めていきたい」と話した。

  

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