商工会28団体がリニア協議会設立

リニア中央新幹線

[ 2013年 11月 30日 土曜日 9時34分 ]

リニア経済 飯田下伊那と上伊那、木曽地域の商工会議所・商工会28団体は29日、飯田市内で総会を開き、「リニア中央新幹線伊那谷・木曽谷経済活性化協議会」を設立した。事務局の飯田商工会議所は、国内外へのビジネス展開を誘引する「国際経済特区」構想を提案。地域力の強化を図りながら、次世代産業や研究開発企業の集積、観光ブランド創出などを目指すとの考えを示し、連携を求めている。

 

 「伊那谷・木曽谷の経済発展のため、研究・提言活動を行い地域振興に寄与する」を設立目的に掲げ、▽地域内循環の仕組みづくりや観光ブランド、新産業の振興に関する研究・提言▽アクセス性向上や飯田線高速化などに関する要請活動▽住民に対する啓発・啓蒙▽関係団体との連携―を主な事業として挙げている。

 

 「リニア国際経済特区」構想では、伊那谷・木曽谷の両エリアの目指すべき姿を産業、観光、地域づくり、住環境の4項目で示し、その基盤として交通網整備を設定した。

 

 産業は「既存産業の活力が保たれ、次世代産業が育ち、世界に向けて活発なビジネス展開が図られる地域」、観光は「2つのアルプスと御岳山などの山岳、河岸段丘など独特の景観を生かし、差別化された観光ブランドが確立された地域」などを目指すとした。

 

 「地域力の強化策」として▽競争力の高いものづくり産業の構築▽林業の確立▽競争力のある農林業の推進▽商店街・中心市街地活性化▽新たな観光戦略の推進▽国際交流の促進▽農商工連携による観光の魅力づくり―などを網羅的に掲げている。

 

 加えて、伊那谷と木曽谷、リニア駅と道路・鉄道で周辺地域を結ぶゲートウェイ機能整備や、飯田線・中央線の利便性強化、飯田の中心市街地とリニア駅をノンストップで結ぶアクセス道路の整備などを求める提言も盛り込んだ。

 

 飯田商工会議所の柴田忠昭会頭は「リニアの早期開業を願う市民の期待に応え、経済発展を主眼とする地域の振興を視野に、各方面で研究討議し、あるべき方向性を模索し、事業を展開していきたい」としている。

  

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