喬木村リニアガイドウェイ「賛成」多数

リニア中央新幹線

[ 2015年 11月 7日 土曜日 9時03分 ]

喬木リニア説明会 リニア中央新幹線建設事業で喬木村阿島の堰下地区が候補地となっているガイドウェイ関連施設について、村は5日夜、地権者を対象にした説明会を村防災センターで開いた。年度内をめどに、地権者協議会(仮称)を立ち上げることを確認。地権者を対象に実施した意向調査の結果を報告し、市瀬直史村長は調査結果を踏まえて跡地利用の検討を進める考えを示した。

 

 候補地の地権者は約50人。意向調査の結果によると、ガイドウェイの使用は「賛成」は47人、「反対」は1人、「どちらとも言えない」は3人だった。

 

 用地は工事期間中のみの借地となる。ガイドウェイ終了後の開発について、「賛成」は46人、「反対」は2人、「どちらとも言えない」は3人。また所有地について12人が「借地を希望」、34人が「売買を希望」と答えた。34人のうち「村との売買を希望」は28人、「民間業者との売買を希望」は1人、「どちらでも」は3人。2人が検討中とした。

 

 市瀬村長は村議会9月定例会の一般質問の中で「10年後に農地として返されても困るという意見は多い。虫食いの開発とならないよう、村が先行して用地を取得するのも選択肢の1つ」との見解を示している。

 

 近く設置する地権者協議会は、地権者や堰下管理組合を中心に構成する予定。初会合は来年1月以降になる見通し。

 

 冒頭あいさつに立った市瀬村長は「堰下地区はリニア長野県駅から見て、竜東地域の表玄関になる重要な位置にある」とし、将来の開発に理解を求めた。

 

 村担当課によると、ヤードの造成開始は2017(平成29)年秋頃を予定し、18年春頃から25年度末にかけて使われる見通し。「計画の詳細は(JR側から)まだ示されていない」とし、エリアや運搬ルートなどは今後決まるとした。

 

 候補地の広さは4~5ヘクタール。県内では最大約10ヘクタールの用地が必要とされ、喬木村は候補地の1つ。JRは複数箇所に分けて用地を確保したいとし、他でも候補地を探している。

 

 ガイドウェイは、コンクリートにコイルを内蔵したパネルを取り付けたU字形の構造物。ガイドウェイの側面と車体に設置したコイルに電流を流して磁界を発生させ、電磁石の反発力や吸引力を使って車体を浮上、推進させる。

  

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