国道153号飯田北改良 県が整備へ事業説明会

リニア中央新幹線

[ 2014年 12月 11日 木曜日 10時40分 ]

 飯田市上郷飯沼に設置されるリニア中央新幹線長野県駅へのアクセス道路となる国道153号飯田北改良(上郷高屋~座光寺)と、同駅と座光寺スマートIC(仮称)をつなぐ道路新設の事業説明会が9日、同市上郷別府の南信州・飯田産業センター大ホールで昼夜2回開かれ、地元住民ら計500人が参加した。説明会は12、13日の両日午後7時から座光寺の麻績の館人形劇ホールでも開く。主催の飯田建設事務所では「地域の意見をしっかり聞きながら計画の熟度を高め、年度内に案を決めて調査に入っていきたい」としている。

 国道153号飯田北改良は、現在の交通渋滞を緩和し、車両や歩行者などの安全性の向上を図るため、アップルロードにつながる上郷高屋から座光寺まで延長2・5キロについて、①現道拡幅案②バイパス中間ルート案③バイパス農道活用案―の3案を100~200メートルのルート帯で示した。②と③のバイパス2案で整備する場合は、リニア駅への接続道路も必要になる。

 道路の幅員はアップルロードと同じ約26メートル。どの案でも先線は県道上飯田線まで整備すれば将来の交通量を既存の道路ネットワークではけきれるとみている。

 説明会では、3つのルート帯案のほか、ルート選定時の評価項目を提案した。リニア駅へのアクセスという事業目的の達成度、費用、効果、交通機能に加え、沿道の生活・自然環境への影響、飯田市のまちづくりとの整合をルート選定の判断材料とする考えを示し、地域の意見を求めた。

 今回(第1回)の地元説明会で地域の意見を聞き、1月後半から2月前半にかけて第2回地元説明会を路線ごとに開催。国道153号飯田北改良については、地域意見を踏まえて、ルート帯選定案を提示し、選定案に対する意見を聞く。さらに3月を目標に第3回地元説明会を開き、ルート帯の決定案と決定経過を説明する予定。

 この日の説明会では、参加者から「歴史的な経過を尊重し計画を立てて」「市場桜町線との接続を」「三遠南信自動車道も見据えた説明を」などの要望意見が出た。

  

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