大鹿村とJRが残土巡り確認書締結

リニア中央新幹線

[ 2018年 7月 4日 水曜日 15時27分 ]

  リニア中央新幹線の南アルプストンネル長野工区(8・4キロ)の作業用トンネル坑口「小渋川非常口」(大鹿村上蔵)から出る掘削残土で、村は2日、村総合グラウンド整備と村歴史民俗資料館「ろくべん館」前の敷地造成に関する確認書をJR東海と締結した。

 トンネル建設に伴う残土を有効活用するほか、村外への残土運搬車両を抑えることで住民生活への影響を低減できるとして、JRは村の整備計画に協力する。

 総合グラウンドに関する確認書は役割分担や残土活用、工事期間中の代替機能の確保、損害負担、苦情処理、有効期限など13項目、ろくべん館前は12項目でそれぞれ合意した。

 確認書によると、JRが造成や施設の撤去を行い、全額費用を負担する。残土の受け入れ量は総合グラウンドでは約10万立方メートル、ろくべん館前では5000立方メートルを予定する。確認書の有効期限はJRが行う工事が終わり、村への引き渡しが完了する日までとしている。

 グラウンドの整備計画だと、2ヘクタールにグラウンド、屋根付き運動場、管理棟、トイレ、テニスコート、駐車場を設け、弓道場は取り壊す。残土の搬入は今月中旬から始まり、グラウンドは2020年度に完成する見通し。

  

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