大鹿村リニア説明会、工事車両への不安相次ぐ JR側は「理解が進んだ」

リニア中央新幹線

[ 2016年 9月 8日 木曜日 19時05分 ]

大鹿村のリニア工事説明会

 大鹿村交流センターで開かれたリニア工事説明会には住民ら約130人が足を運び、JR側は澤田尚夫・中央新幹線建設部担当部長らが出席した。午後7時に始まり、8時すぎから質疑応答が始まると、住民はJR側に不安の声や疑問点をぶつけた。

 工事用車両が通る国道152号について、JR側は、村や対策委が求めていた小渋川左岸の迂回ルートを提示した。小渋川と青木川に計3つの橋を架け、大西公園下や村歴史民俗資料館「ろくべん館」前などを通るルートで、今秋から設置作業に入る予定。ただ迂回ルートの運用が始まる2017年度末までの1年余は、小学校や保育所、福祉施設などの付近を1日最大68台の資機材運搬車が通る。

 これに対し、男性は「保育所の前を68台が通ることで通園や散歩にも影響が出る。我慢するのはわれわれではなくJRだ。迂回路ができるまでは通行をやめてほしい」と訴えた。女性は「1年だから我慢しろということなのか。暮らしが大きく変わると思うが、想像がつかない」と不安を口にした。

 JRによる14年11月の事業説明会で、澤田部長は「地元の理解が得られなければ着工できないと考えている」と回答。これを受け、この日の説明会では「住民理解」とは何かを改めて問う声が複数上がった。澤田部長は「誰が判断するかと言えば事業者であるわれわれだ。今後は自治会別の説明会が始まり、そこでのやり取りなどを踏まえ、どの程度理解を得たか見極めたい」としたが、参加者からは「一方的な判断はおかしい」との声が出た。

 リニア計画に反対の声に対し、澤田部長は「説明会では反対という人が多いが、一方で推進という声も多い。反対や不安の声をしっかり聞いて工事をやらせてもらいたい」と理解を求めた。

 8時すぎから始まった質疑応答は2時間半に及んだ。説明会後、澤田部長は「説明会を通じて理解が進んだと考えている」との認識を示した。

  

関連の注目記事

powered by weblio


  

こちらの記事もどうぞ(広告を含む)

     

最近の記事

知財活用表彰で大賞受賞

2月27日土曜日13:19

桜井さん金賞に輝く

2月27日土曜日13:35

今年も飛来し使ってね!

2月26日金曜日15:02

再就職状況など報告

2月26日金曜日15:38

手作り菓子に感謝を込め

2月25日木曜日15:53

伊達の奏者と遠隔交流

2月25日木曜日15:24

ギネス記録更新へ

2月24日水曜日16:50

「難局乗り切る」姿勢強調

2月24日水曜日15:16

流通システム構築し好循環

2月23日火曜日13:58

地域の力で竹林整備を

2月23日火曜日13:35

心一つにつながる音楽祭に

2月22日月曜日15:00

観光軸に広域連携を

2月22日月曜日15:47

下農高「校友会」が大賞

2月20日土曜日13:13

現新23人が出馬準備

2月20日土曜日13:42

ブロックごと体制構築

2月19日金曜日15:51










記事の検索はこちらから

















南信州電子版購読



スポンサーリンク

ふるさと納税でもらえる 南信州新聞 ふるさと納税でもらえる 南信州新聞