岐阜県でリニア安全祈願・起工式

リニア中央新幹線

[ 2016年 12月 14日 水曜日 15時27分 ]

001岐阜リニア提供

 JR東海が2027年に東京・品川―名古屋間で開業を目指すリニア中央新幹線計画で、岐阜県内初の本格的な工事となる瑞浪市日吉町の日吉トンネル南垣外工区の安全祈願・起工式が13日、現地で行われた。

 式には古田肇岐阜県知事、沿線の首長、JR東海の山田佳臣会長、柘植康英社長、工事関係者ら約90人が出席。山田会長らがくわ入れをし、古田知事らが玉串をささげ工事の安全を願った。柘植社長は「これまで以上に地元と連携し、丁寧な説明をしていく」と、着工後も地元理解に努める姿勢を示した。

 岐阜県内区間55キロのうち、9割はトンネル。日吉トンネルは同県内最長の14・5キロで、南垣外工区は中央部分の7・4キロ。斜坑から掘り始め、来年夏ごろにトンネル本体に着手する。

 清水建設を代表とする大日本土木(岐阜市)などの共同企業体が施工する。工期は10年間。同工区周辺にはウラン鉱床が点在しており、JR東海はルートは鉱床を避けたとしている。県内工事で発生する大量の残土の処分先が課題だ。

 岐阜県内では唯一、中津川市に中間駅を設置する。同市には車両基地も設ける。各駅停車の場合、岐阜県駅から東京・品川まで約1時間で結ぶ。県内への経済効果や観光客増加などが期待されている。

 今後、岐阜県内の各工区で順次工事が始まる。来年2月、長野県境の中央アルプストンネル(中津川市山口)周辺で着工を予定している。(記事=岐阜新聞提供、写真=JR東海提供)

  

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