飯田市でリニア出前授業

リニア中央新幹線

[ 2016年 5月 16日 月曜日 8時23分 ]

 飯田市内の全小中学生らに応募用紙を配布し、リニア中央新幹線の周辺整備やまちづくりなどに関するアイデアを募っている市は13日、学区内に駅建設予定地がある同市立上郷小学校の高学年児童を対象に出前授業を行った。「開業したらどうなる?」「それに向けてどうする?」などの観点からリニア計画の概要や市の考え方を説明。「自由な発想でアイデアを出して」と求めた。

 「駅ができる地区として、子どもたちに理解を深めてもらいたい」(金森茂校長)と学校が市に要請。4―6年生の約350人が受講した。

 市リニア整備課長の米山博樹さん(53)が先生役を担い、スクリーンに地図や航空写真、イラストなどを映しながら、浮上して走るリニアの仕組みや東京―名古屋間を286キロで結ぶ中央新幹線の計画、駅周辺整備の計画などを紹介した。

 駅の乗り換え機能を高めることや、中央自動車道や幹線道との連携を強化するアクセス道を整えることに加え、伊那谷らしさを外に向けて発信するための駅空間形成やブランド強化に対する考え方も伝え、「少子高齢化で人口が減っていく時代に、リニアを生かして持続的に発展できるようにしなければと考えている」とした。

 児童たちの考え方を聞く場面もあり、「将来は飯田市からリニアを使いたい?」「開業した時は飯田市に関わっていたい?」などの設問に多くの子どもたちが手を挙げていた。

 市の「リニア駅周辺整備検討会議」は15日から、駅周辺整備などに関するアイデアを一般から公募している。同会議が本年度内にまとめる駅周辺整備基本計画の策定議論の参考にする。「多くの子どもたちに参加してほしい」とする声に応え、飯伊の全小中学生などにも応募用紙を配布している。

  

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