年度末に工事契約へ

リニア中央新幹線

[ 2020年 6月 24日 水曜日 16時56分 ]

 飯田市上郷飯沼で進めるリニア中央新幹線関連事業で、地元の北条地区を対象にした住民説明会が23日夜、上郷公民館であった。市や県、JR東海の担当者が出席。リニア県駅西にできる「風越山トンネル」(5・6キロ)のうち未着工の「土曽川非常口」付近の工区について、JRは秋ごろに公募を開始し、年度末をめどに工事契約を結ぶ方針を明らかにした。

 風越山トンネルは、飯田文化会館(高羽町)の北約200メートルに設ける「黒田非常口」周辺で工区を東西に分ける。東側工区のうち県駅の西側から黒田非常口まで約3キロについて、JRは地下水への影響が小さい「シールド工法」を採用する方針。周辺住民の生活への影響軽減として、掘削残土を運ぶベルトコンベヤー用のトンネル建設を検討する。

 この日の説明会でJR側は、風越山トンネルの残土を土曽川方面へトンネルで搬出するルートや工法について県と協議中とし、ルートが固まり次第地元に説明する意向を示した。

 残土は市道や、県が新設する座光寺上郷道路の用地を利用し、南信州フルーツライン経由で搬出する計画。

 計画だと、来年度以降にヤードの造成を含めた準備工事に着手する。シールドマシンの製作は発注から2年ほどかかる見通しで、掘削工事の開始はシールドマシンの製作後となる。

 駅部区間は2019年8月に用地協議に着手し、補償金や移転先を含む個別協議に入っている。本年度は用地の取得状況に応じて埋蔵文化財の調査に入るとした。

「余裕のない工程」
JRの平永所長

 リニア南アルプストンネルの中間区間である静岡工区を巡り、この日の質疑応答で、静岡県が掘削に伴う大井川の流量減少を懸念して工事着手を認めていない現状に触れた上でJR東海の方針を問われ、長野工事事務所の平永稔所長は「余裕のない工程。現在の工程をやり抜くことが最善の策と考え、どんな状況になってもやっていくことに変わりはない。示した工程を達成できるよう努力し、地域の理解を得る努力も同時にする」と語った。

◎写真説明:上郷公民館で開かれた説明会

  

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