座光寺上郷道路の説明会開く

リニア中央新幹線

[ 2018年 4月 27日 金曜日 16時02分 ]

座光寺で開かれた説明会

 リニア長野県駅と中央自動車道座光寺スマートIC(仮称)を結ぶ座光寺上郷道路のSIC側区間の説明会が26日夜、計画地の飯田市座光寺原・宮崎地区であった。住民意見を踏まえ、事業者の県飯田建設事務所は側道を延伸する措置など計画の一部変更案を提示。了承を得られたことから、構造物の詳細設計の手続きに入る。

 対象区間は全長約2・9キロの同道路のうち、SIC側でフルーツライン上―県道飯島飯田線の区間約1・4キロ。住民約40人が出席した。

 県側は、本線東側の一部で計画している側道設置区間を延ばして利便を高める措置や、安全歩行を狙って一部市道の路肩に幅1メートルの歩行空間を確保する計画を示した。

 要望を踏まえた対応で、住民側も同意。県側は今後に検討すべき課題として霜対策の検討や沿道の土地利用の調整などを挙げ、構造物の詳細設計に着手する意向を示した。

 日程案によると、設計や用地の説明会はことしの秋ごろを予定。用地測量や物件調査の手続きを経て、用地買収は来年度以降を見込んでいる。

 同区間は登坂車線のある3車線道路を計画。4車線道路の駅側約1・2キロは物件調査の手続きに入っている。

 全区間の事業費は130億円。残りは飯島飯田線北側の一部約300メートルで、県はトンネル化も視野に構造を検討している。

 同道路は都市計画道路「上郷座光寺線」で想定している機能と合致するため、切り替える都市計画道路決定を予定している。

 スケジュール案によると6月ごろに素案を示し、公聴会、縦覧、県都市計画審議会の手続きを経て年内の決定告示を目指す。

  

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