座光寺地区リニア特別委~共存する地域のあり方検討を

リニア中央新幹線

[ 2012年 6月 4日 月曜日 16時06分 ]

 飯田市座光寺自治会(湯澤英範会長)は1日、4月に自治会内に発足させた「リニア対策特別委員会」の実質1回目を座光寺公民館で開き、今後の検討項目、検討方法などを確認した。当面の目標としてアセス準備書(駅や路線の位置表示)が提示される来秋をめどに、リニア新幹線と共存する地域のあり方をまとめ、地域振興会議に提案する。

 リニア駅に加え、駅へのアクセス道路として中央道座光寺パーキングエリアからのスマートインター構想も示されている同地域。先月下旬に発足した同特別委は視察や情報収集、学習会を通じてリニア駅を見据えた地域づくりについて学習・検討していく。

 4月下旬の発足会議でリニアと地域づくりについての講演会を実施しているが、会の方針を決める具体的な協議はこの日が初めて。委員ら約30人が出席した冒頭、湯澤会長は「調査地点が示されるなど現実味が帯びてきた。駅をうまく利用した地域づくりに向け自由に発言してもらいたい」と呼び掛けた。

 同委員会は駅や路線、スマートインターチェンジが座光寺地区で展開されるとの前提で検討を進め、市や南信州地域全体の取り組みとしての視点も踏まえつつ、地域の意見を明確に主張できる準備を進める。

 検討項目では次回以降、地域に与えるメリットやデメリットの拾い出し、「地域発展とは何か」の掘り下げ、地域の課題・現状の再確認を行い、議論の中で生じた疑問点についてはJR東海に直接質問していく方針。また視察や学習会を重ねる中で必要に応じて専門部会を立ち上げ、各主体への働き掛けの方法についても検討していく。

 各種団体から選出された委員らは「あまり小さな目線で議論しない方がよい」「長い目で物事を見る中で、単に発展するという甘い考えは捨てるべき」「小さな東京をつくる必要はない」などの厳しい見方をする意見をはじめ、「研究所が誘致できれば」「学園都市構想により、人が行き来する拠点になるような開発を」といった具体的な考えや要望も出た。一方で「地域が分断され、人とのつながりが希薄になるような開発は避けるべき」と不安視する声もある中、委員会を通じ来年秋までにリニアと共に歩む地域のあり方を集約していく。湯澤会長は「座光寺を守るという強い意識を感じた。焦点がボケないよう議論を進めていきたい」と話した。

  

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