新設の東山トンネルが開通 松川インター大鹿線

リニア中央新幹線

[ 2019年 3月 28日 木曜日 15時45分 ]

 リニア中央新幹線南アルプストンネル長野工区(8・4キロ)の掘削残土を大鹿村外へ運び出すために改良中の県道松川インター大鹿線で、新設の「東山(ひがしやま)トンネル」(中川村大草)が28日開通した。昨年12月に供用開始となった「西下(にしした)トンネル」(同)に続く新設トンネル。式典には多くの関係者が出席し、県道を利用する地域住民にとって待望となるトンネルの完成を祝った。

 トンネル内で行われた開通式には、「松川インター大鹿線及び松川大鹿線改良促進期成同盟会」会長の柳島貞康・大鹿村長ら関係者が出席。テープカットに続いてくす玉を開いて開通を祝い、車の通り初めを行った。

 あいさつに立った柳島会長は「大鹿村民にとって重要な路線であり、安心安全の通行は地域住民の願い。時間的に大幅な短縮が図られる」などと述べ、感謝した。

 東山トンネルは延長1250メートル。片側1車線で、車道幅員は6メートル。2016年8月に着工した。

 残土運搬路となる県道の安全対策として、四徳大橋を挟んで東西に2本のトンネルを新設した。総事業費は約60億円で、うち県が25億円余を負担し残りはJR東海が支出した。

 トンネル掘削で大鹿から出る残土は300万立方メートル。大半は村内に仮置き後、改良工事完了後の県道松川インター大鹿線を使って村外へ運び出す。松川町の処分候補地などへ搬出される見通しだが、まだ決定はしていない。

 残土の村外への搬出は20年秋以降から始まり、25年半ば頃まで続く見通し。

 東山トンネルの工事を巡っては、17年12月に、トンネル内で行われていた掘削工事の発破作業の振動に起因する土砂崩落が発生。県道は一時全面通行止めになった。

◎写真説明:テープカットで完成を祝う関係者

  

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