旧飯田市5地区 リニア見据え街づくり要望

リニア中央新幹線

[ 2013年 11月 22日 金曜日 13時41分 ]

 飯田市の旧市にあたる橋南、橋北、羽場、丸山、東野の自治組織でつくる「飯田5地区まちづくり協議会」は20日、リニア中央新幹線の開通を見据えた街づくりへの要望書を牧野光朗市長と市議会の林幸次議長に提出した。建設工事における住民の安全の確保の他、JR飯田駅周辺の整備に関して「西口」設置の検討などを求めた。

 市は現在、橋南、橋北、東野をエリアとした市中心市街地活性化基本計画の第2期を策定中。5地区を代表して橋南の原勉会長は「リニア駅は上郷飯沼付近に決まったが、我々も中心市街地を支えるべく、行政などと協働で活性化を進めたい」と話し、主要5項目から成る要望を伝えた。

 要望では、丸山地区内の斜坑からの発生土の搬出について「相当数の工事車両が通行することになる」と懸念。地域住民の安全確保と生活に支障が出ないことを第一にJR東海側との調整を密にするよう願った。

 リニア駅と中心市街地、市内外とのアクセスを踏まえ「JR飯田駅周辺が公共交通の拠点として最適地」と位置付け、電車やバス、タクシーなどの交通機関の乗り入れや駐車場などの整備を促すとともに、羽場大瀬木線などが走る飯田駅西側からの利便性の観点から、同駅に新たに西口を設置するよう提案した。

 リニア駅や市内拠点とのアクセス、主要幹線から中心市街地へのスムーズな往来を望む中では、主要地方道飯田南木曽線の拡幅改良の必要性を強調。市街地と三遠南信道方面を結ぶ国道151号の長姫町、東中央通りにかけての通称・谷川線の拡幅については、リニアのトンネル掘削に伴う残土を利用した再開発も視野に入れての促進を求めた。

 また、りんご並木や桜並木、風越山、猿庫の泉、その他歴史的建造物など地域資源を活用した交流人口の増加、心地よい住環境の提供、積極的なUIターンの推進、中心市街地の発展に向けた対策も期待した。

 牧野市長は「市の基本計画やリニア推進ロードマップなどでも、方向性は皆さんと同じと考える。リニア時代の中心市街地へのアクセス道路をどう整備するかは重要で、街中の魅力づくりとともに皆さんの思いを受け止めて進めたい」と話した。

  

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