環境対策工を一部変更

リニア中央新幹線

[ 2021年 5月 13日 木曜日 15時04分 ]

 

 リニア中央新幹線の地上(明かり)区間となる喬木村内の環境対策を巡り、JR東海は12日、住民説明会を村福祉センターで開いた。出席した住民によると、防音防災フードを当初計画から西側に延伸し、緩衝工区間から天竜川橋梁までの防音壁の高さを引き上げる案が示されたという。

 説明会は午後2時からと同7時からの計2回開催。いずれも非公開で行った。

 防音防災フードは線路を半円状のコンクリート屋根で覆い、防音壁は線路の両側に設ける。

 住民に配布された資料によると、列車走行時の騒音予測をもとに環境対策工の配置計画を一部変更。防音防災フードを30メートル延伸する一方、緩衝工区間はこれまでの計画と同様に確保する。天竜川橋梁までの約150メートルの区間の防音壁の高さを、従来の3・5メートルから6・0メートルとする。

 JRは天竜川対岸の飯田市座光寺の明かり区間についても、保守基地周辺から橋りょう周辺までの約400メートルの区間の防音壁の高さを6メートルに引き上げ、フード設置区間を250メートル延伸する案を地元に示している。

 この他、説明会では阿島区での列車走行時の騒音予測も示された。今回防音壁の高さを引き上げる区間は、騒音レベルで75デシベル以上とされている。

 また、走行試験開始以降に沿線で騒音測定を実施。70デシベルを超える家屋については、在来新幹線の個別家屋対策の内容などを参考にし、具体的な対策内容を検討していくとした。

 住民からは「個別の対策ができるだけ少なくなるように騒音対策を行ってほしい」との声が上がり、JR側は「技術開発を進め、より騒音を小さくしていく」と答えたという。

◎写真説明:JR東海が配布した資料

  

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