県環境委がリニアルートの現地視察~住環境や水問題に注目~

リニア中央新幹線

[ 2013年 10月 25日 金曜日 15時21分 ]

 リニア中央新幹線計画で、県の環境影響評価技術委員会(委員長・亀山章東京農工大名誉教授)のメンバーが24日、飯田下伊那地域などを訪れ、ルートや中間駅計画地点周辺などを現地調査した。喬木村では高台から駅設置エリアを望み、JR東海の説明を受けた。

 一行は同日午前に大鹿村大河原の変電施設計画地点を訪れ、午後から喬木村阿島と飯田市上郷飯沼、同市鼎切石の松川橋梁計画地点周辺、南木曽町の広瀬非常口計画地点を巡った。

 喬木村のアルプスの丘公園では、随行したJR東海が地図と照合させながら中間駅の設置想定エリアについて説明。恒川(ごんが)遺跡の全域回避や在来線とはトンネルで交差する点などを解説したほか、水源域や猿庫の泉を避け、松川ダム湖も「できる限り回避する」と強調した。

 天竜川上については「川を渡るリニアの姿を見たいという地元の要望もあり、周辺の土地利用計画を踏まえ関係自治体と検討していきたい」と述べた。委員から防音壁について質問されると「高さ3・5メートルで75デシベルに対応できる場所があれば対応したいが、70デシベル以下だとフードを付けなければならない」と返答。「透明なフードはできないか」の問いには「技術的に不可能」と答えた。

 説明を受けた亀山委員長は「住宅環境の保全は大きな課題」と指摘。先立って視察した大鹿村の変電施設地点も踏まえ「南アルプス付近のトンネルは深く、段丘部分は浅い。水問題は予測できないが、どう対応できるかが課題になってくる」などと話した。

 県環境影響評価技術委員会は県環境影響評価条例に基づいて設置しており、大気や水質、騒音震動、動植物、地形地質、景観など環境影響評価の各分野を専門とする大学教授など14人で構成されている。

  

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