神奈川でリニア建設促進大会開く

リニア中央新幹線

[ 2010年 8月 21日 土曜日 8時19分 ]

 リニア沿線9都府県の経済団体でつくる「リニア中央新幹線建設促進経済団体連合会」は20日、神奈川県相模原市で21回目の早期建設促進大会を開き、整備計画の速やかな決定や地域の意向を踏まえた駅設置などを求める4項目の決議を採択した。各県から約600人が参加。来賓として出席したJR東海の金子慎専務取締役は「早期実現には早期着手が不可欠」として、沿線の理解とさらなる協力を求めた。

 21回を数える「東京・大阪間沿線経済団体 リニア中央新幹線早期建設促進大会」。飯田下伊那地域からは飯田商工会議所やリニア飯田駅設置推進協議会、県商工会連合会下伊那支部広域協議会、飯田市、同市議会、下伊那郡町村会などから40人が出席した。

 主催者を代表してあいさつした岡田邦彦連合会長は「東京、大阪、名古屋の3大都市圏が時間距離短縮によって結ばれ、生産性を高め、多様なビジネスチャンスを生む」と期待感。「2027年に東京―名古屋間、2045年の大阪までの全線開通を目指すJR東海の計画に沿い、次の世代に立派な遺産として残せるよう積極的な活動に取り組みたい」と決意を新たにした。

 地元代表として登壇したリニア建設促進神奈川県経済団体協議会の佐々木謙二会長は「夢のプロジェクトが現実になってきた」と強調。参加者に向けて「我々沿線の経済界は、力強く関係者たちをバックアップしよう」と呼び掛けた。

 来賓の立場であいさつしたJR東海の金子専務は、計画実現に向けて取り組む同社の考え方やこれまでの経過を報告した。

 当初計画より2年繰り延べした名古屋までの開業時期について「2年繰り下げたが、着工が遅れて良いという訳ではない」と強調。中間駅の設置費負担については「路線分も含めて3分の1を地域が負担した整備新幹線に比べ、負担は軽減される。ご理解をいただきたい」と訴えた。

 大会では、関係機関に対して▽早期全線実現に向けた全国新幹線鉄道整備法に基づく整備計画の早期決定▽営業運転を見据えた仕様・技術基準策定の推進▽大深度地下の適正かつ合理的利用の推進▽地域の意向を反映させた駅設置―を求める4項目の決議を採択。「早期全線実現に向けて関係機関との連携及び情報交換などの活動を一層強化し、一致団結して運動を展開する」と誓い合った。

 記念講演会では、政策研究大学院大学の森地茂・特別教授が「リニア中央新幹線と地域づくり」と題して講演した。

 終了後、飯田商議所の宮島八束会頭は、県内の関係者が伊那谷ルートによる実現を求めて発言を重ねた前回の茅野大会を回顧しながら「昨大会から一転、希望を持てる大会になり、勇気付けられた。JR東海による計画のさらなる前進に期待している」。飯田市の丸山達也副市長は「大勢が出席し、リニア推進に対する飯伊の熱意を示すことができ、非常に有意義だった」と話した。

  

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