阿部知事が乗換新駅など視察

リニア中央新幹線

[ 2017年 5月 18日 木曜日 15時55分 ]

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 阿部知事は17日、リニア中央新幹線の県内駅が設置される飯田市上郷飯沼北条地区内を巡り、JR飯田線の乗換新駅・検討予定地や市の駅周辺整備区域(約6・5ヘクタール)、今月9日にJR東海が幅杭の設置作業を始めた駅部の状況などを把握した。

 リニア開業を見据えた地域振興に関する地元産業界との意見交換会に先立ち、30分ほどかけて一帯を歩き、市リニア推進部の佐藤公俊参事(県派遣職員)や県職員などから説明を受けた。

 市のリニア駅周辺整備基本計画案では、乗換新駅の検討予定地をリニア駅北西の土曽川境から約600メートル区間に設定。県や伊那谷の市町村でつくる伊那谷自治体会議は1月、まずは駅位置や構造などを検討するためのプロジェクトチームを立ち上げている。一方で「最小限の周辺開発」を求める地区民などからは乗換新駅に否定的な声もある。

 阿部知事は、山林斜面下の高台を走るJR飯田線の現況をはじめ、東南側眼下に広がるリニア駅部との距離、駅周辺整備区域にかけての勾配などを確かめた。「住民の理解なくして(リニア関連の)整備はできない」として、一帯の家屋や道水路といった生活環境にも目を配り、移転先の意向なども気に掛けていた。

 近く成案化される市のリニア駅周辺整備基本計画案では、乗換新駅の設置検討にあたっては「リニア駅からの高低差も踏まえ、歩行者が快適に移動できる機能を備えた通路の検討を進める」、「高台を生かし、信州・伊那谷の自然を体感してもらえるよう『眺望の丘』の設置も検討する」などとしている。

  

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