飯田市とJRが上郷北条でリニア説明会

リニア中央新幹線

[ 2016年 11月 5日 土曜日 14時13分 ]

リニア北条説明会

 リニア中央新幹線の県内駅ができる飯田市上郷北条地区で4日夜、JR東海や市による計画の説明会があった。JRは道水路付け替え計画に関連して地形と路線の測量を月内に開始し、来年3月に幅杭の設置を始める日程案を提示し、地元が測量開始を容認した。市は駅周辺整備で新たにつくる南側街区道路の延伸を視野に国道153号との交差点を十字路化する考えを示したが、地元は道路管理者の県との合同による再度の説明を求めた。

 市が開き、約80人の住民が参加した。

 JRの澤田尚夫中央新幹線建設部長野担当部長らは、歩行者対策として地元が求めていた駅部をまたぐ歩道橋の設置について「エレベーター付き歩道橋を設置する」と説明。設置と保守点検の費用はJRが負担し、維持管理を市に求める考えも伝えた。

 同社は道水路の付け替えに伴う必要用地の取得範囲を確定させるため、測量設計を行う。日程案によると地権者への個別説明後、月内に地形と路線の測量に着手。12月から設計も進め、同月内に説明会を開いて進ちょく状況を示す。設計完了後、来年3月にも説明会を開き、幅杭設置を住民に打診し、同月下旬から設置を始める。

 地元は、測量開始を認める一方、幅杭設置は「全体説明会で案が示された後、協議をして決める」との考え方を伝えた。

 市リニア推進部の北沢武人部長らは駅周辺整備に関連する道路計画を示した。

 南側街区道路と国道153号の交差点は、東側の住居の代替候補地との連絡性を高めるため、「下段まで通じる四差路交差点として整備したい」と説明。一方、主要交通路の市道五郎田線と国道との交点(北条交差点)は「同じような信号機のある十字路交差点は難しい」とし、国道下部をボックス構造で通り抜けて国道に結ぶアンダーパス化を想定していることを伝えた。

 また、代替候補地周辺のアクセスについて「現道だけで十分とは考えていない。面的な整備に向けて検討し、下段までの接続も考えたい」とした。

 住民からは、五郎田線の利便性低下を危ぐする声や、周辺整備との関連性について詳しい説明を求める意見が複数あり、地元は管理者の県との合同による再度の説明を求めることにした。

 終了後、木下喜文北条地区まちづくり委員長は「JRに対してはすべての問題が解決するまでは着工を認めない旨を伝えている。市に対しても“最後の1件まで市が責任を持つ”とした牧野光朗市長の言葉を肝に銘じてほしい」と話していた。

  

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