高所作業車でリニア駅体感

リニア中央新幹線

[ 2016年 8月 27日 土曜日 13時22分 ]

リニア駅周辺をみる30

 県飯田建設事務所は26日、飯田市のリニア駅周辺整備検討会議のうち「環境・景観部会」の第8回会合に先立ち、部会委員と地区役員など約20人に、県の高所作業車を使って地上10メートルの高さから周辺の状況や地形などを確認してもらった。

 前回の検討会議で委員から「駅周辺整備区域の状況をコンピューターグラフィックとか模型を使って立体的に理解できないか」との意見を踏まえ、同建設事務所が「まず現場で高さを確認してもらった方がいい」と高所作業車を出して現地見学を支援することにした。県でも関連する国道153号飯田北改良、座光寺上郷道路についてより理解してもらうことを目的に現地で説明を行った。

 参加者は、リニア駅の中心杭が打たれたダイナム長野飯田店第2駐車場で高所作業車に数人ずつ乗って地上10メートルの高さから周辺の状況や地形などを確認した。同駐車場の標高は438メートルで、駅の中心的な通路(コンコース)より2メートル高い。駅のホームは同駐車場より約8~11メートル高く、高所作業車を伸ばした地点の高さと同じぐらいある。

 見学会に参加した佐藤健副市長は「ホームの高さを体感した。その上にまだ7メートルのフードができる。大きな構造物を実感し、どのような環境・景観をつくっていくか具体的な議論をする上で参考にしたい」、部会長の上原三知信大農学部准教授は「市民アンケートで伊那谷らしい駅にしたいという要望が多い。現実にできることを考え、できるだけ良い駅ができるように提案していきたい」とそれぞれコメントした。

 駅は幅約40メートル、長さ400メートル。東側の国道153号から西側のJR飯田線付近まですっぽりと入るかたちで設置される。高所作業車の高さ10メートルの地点からは東側に南アルプスや天竜川、西側に飯田線と交差するトンネル付近、北側に元善光寺や座光寺上郷道路のルート、南側に国道沿線の商店街などが見えた。

  

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