JR東海がリニア計画の説明会の方針

リニア中央新幹線

[ 2011年 8月 29日 月曜日 9時14分 ]

 リニア中央新幹線の環境影響評価で、26日に飯田下伊那地域の5町村を訪問して方法書公告への協力を求めたJR東海が、公告後に飯伊の4―5会場で説明会を開く意向を伝えていたことがわかった。環境影響評価法を踏まえ、飯伊を東西4―5ブロックに分けて開く計画を示したという。

 中央新幹線推進本部環境保全統括部の澤田尚夫長野県担当部長ら4人が、事業実施想定区域に含まれる県内8市町村のうち、松川町、喬木村、阿智村、高森町、大鹿村の5町村を訪問した。

 午後に訪れた高森町役場では、熊谷元尋町長らと面談。方法書公告の際の縦覧場所の提供などを求めた。

 町長によると、説明会は公告後1カ月間の縦覧期間中に開くとし、飯伊を東西4―5つの区域に分けて、大鹿、豊丘、高森、飯田などのエリア別に説明会を開く意向を伝えたという。

 町長は「住民の関心が高く、問い合わせも正確な情報がなく、答えられなかった。町づくりも、エリアや枠ではなく点、線で示されなければ進めることが困難」とし、正確な情報提供と信頼関係の構築を要望した。

 同部長は方法書の公告の時期について「10月ごろにはお手伝いをしてほしい」と伝えたとし、中間駅の位置をめぐり、意見が分かれている飯田市への協力要請について「今回のような形で説明していかなければならないと思っている」と話した。

 12月中にアセスメントに着手するとしてきたことについて「12月から始めるのはJR東海による予備調査。環境影響評価は最終的には知事の意見を聞くことになっているので、地域の意見を無視して強行突破をするようなことはない」と強調していた。

  

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