JR東海が北部3町村に説明

リニア中央新幹線

[ 2011年 8月 23日 火曜日 15時47分 ]

  リニア中央新幹線計画でJR東海は22、23の両日、環境配慮書で設定したルート内に含まれる北部3町村を訪れ、環境配慮書の内容を説明して環境影響評価への協力を求めている。22日午前には喬木村を訪問し、配慮書の次にまとめる方法書の縦覧方法をめぐって協力を要請した。

22日午前に喬木村、午後に豊丘村、23日午前に高森町を訪問する計画。6月に大鹿村、18日に飯田市、19日に松川町にも説明している。

 喬木村には社員2人が訪問し、職員と1時間にわたって非公開で面談した。

 村によると、JR東海は飯田市座光寺地区と高森町下市田を中心に飯田市、高森町、豊丘村、喬木村を含む5キロ円の中間駅エリア、大鹿村、豊丘村、喬木村、飯田市、松川町、高森町、阿智村を含む3キロ幅のルート設定を盛り込んだ環境配慮書をめぐって、エリア設定の考え方や環境配慮事項について説明した。飯田市の説明会で参考案として提示した、現飯田駅併設案との比較は示さなかった。

 JR東海はほかに、次の段階となる方法書の公告から準備書策定、環境影響評価の着手、工事実施計画策定、着工へと続く今後のスケジュールも説明。方法書については環境影響評価法で義務付けられている関係地域での縦覧をめぐり、村に手法などについて具体的な打診を行い、協力を要請した。

 方法書の公告の時期をめぐって、言及はなかったという。

 JR東海広報部によると、訪問は環境影響評価について協力を求める「あいさつの位置付け」で、事業実施想定区域に含まれるすべての自治体を訪問する予定だという。

 方法書をめぐって同社は、今秋の公告を目指している。現飯田駅併設を求める飯伊との間に意見の食い違いが生じているが、18日の会見で宇野護取締役は「方法書は配慮書の内容を踏襲したものになる。現飯田駅併設の参考案は示さない」としている。

  

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