JR東海が大鹿でリニア住民説明会

リニア中央新幹線

[ 2016年 4月 29日 金曜日 8時00分 ]

 JR東海は27日夜、大鹿村でリニア中央新幹線の建設工事に伴う道路改良などに関する住民説明会を開いた。計画に対する心配の声が多く出た一方、同社の澤田尚夫担当部長は、前回の説明会と比べるとより踏み込んだ要望や質問もあったとし「住民の理解が進んだと思う」と話した。

 県や共同企業体(JV)、電力を供給する中部電力の担当者も出席した。

 県道松川インター大鹿線の改良のほか▽県道赤石岳公園線の改良計画▽国道152号の車両通行対策▽村道の改良計画▽発生土の仮置き計画と工事用車両の平準化▽環境影響対策▽地域との連携▽変電施設▽工事スケジュール▽送電計画―の10項目について説明があった。

 工事用車両が通ることになる大河原の国道152号の迂回路について、JRは村や対策委が求めていた小渋川左岸を通るルートを検討中。小渋川と青木川に計3つの橋を架ける計画とした。

 残土の仮置き計画では、村総合グラウンド(大河原)を含む村内計8カ所の候補地について、仮置きできる土量は計54万立方メートルとした。仮置き場の確保によって、トンネル掘削で発生する残土を村外に運び出すための車の走行台数の平準化が図られ、ピーク値は1736台から1350台に減らせる。

 県道松川インター大鹿線について、JRは四徳大橋西側に仮称西下トンネル(約0・9キロ)、東側に仮称四徳渡トンネル(約1・2キロ)の2車線トンネル新設と、渡場交差点―トンネル間の5カ所で拡幅を計画。当初計画だと拡幅範囲は計約650メートルとしていたが、930メートルに増やした。

 工事用車両が通る県道赤石岳公園線の工事改良は、8カ所の拡幅に加え、2カ所で通行に支障が出る岩を除去する。

 説明会は村民が対象で、約130人が出席した。説明後の質疑ではこのうち18人が立ち、疑問点などをJRや中電側にぶつけた。送電線の地中化を求める声が相次ぎ、生活水への影響や交通量の増、仮置き場の安全性を懸念する声も。リニア建設計画そのものに反対する声も出た。

  

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