JR東海が大鹿村で工事説明会

リニア中央新幹線

[ 2016年 8月 25日 木曜日 15時56分 ]

大鹿リニア説明会

 リニア中央新幹線の建設事業で発生する残土の運搬路となる県道松川インター大鹿線で、JR東海は24日夜、改良に関する工事説明会を大鹿村交流センターで開いた。住民110人が出席。同社の澤田尚夫担当部長は前日に説明会を開催した中川村に続き、大鹿村でも住民の理解が深まったとし、改良工事に着手する意向を示した。

 県道には四徳大橋を挟んで東西に2本のトンネルを新設する。どちらも2車線トンネルで、西側は仮称西下トンネル(約0・9キロ)、東側は仮称四徳渡トンネル(約1・2キロ)。渡場交差点―トンネル間の5カ所で拡幅する。

 工事着手の時期について、同社は「説明会の終了後、準備が整い次第速やかに」と説明。9月初めまでには施工ヤード(作業場)を整備する準備工事が始まる見通し。工期はともに2018年4月30日まで。

 トンネル工事は来年1月ごろから始まる。トンネル2本の発生土は、半の沢橋付近にあるモトクロス練習場に仮置きした後、半の沢に盛土することを想定。現在は地質調査を進め、発生土置き場として利用が可能かどうかの最終判断は県がする。同社は「置けると思っているが、最悪置けないとなれば、中川村や大鹿村を含め新たなところを探すことになる」とした。

 また拡幅改良する5カ所のうち、四徳大橋に最も近い区間は10月に工事着手する予定。残りの4区間について県は「手続きが整い次第」とし、具体的な時期については言及しなかった。

 南アルプストンネル(総延長25キロ)の長野工区(約8・4キロ)本体工事について、同社は県道の改良工事開始後に着手する方針を示している。本体工事に伴い村から出る約300立方メートルの残土の大半は仮置き後、村外に搬出される計画で、残土運搬は県道改良工事の完了後になる。

 説明会には県や施工する共同企業体(JV)も出席した。

 質疑では工事期間中の通勤や通学への影響、工事用車両による渋滞や安全対策を懸念する声が複数出たほか、同社の進め方に対する批判もあった。

 澤田部長は取材に「村リニア対策委員会などでのやりとりも踏まえ、道路改良する土壌は十分に整った」との認識を示した。

  

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