JR東海が大鹿村に確認書案を提示

リニア中央新幹線

[ 2016年 10月 17日 月曜日 15時31分 ]

 2027年の開業を目指すリニア中央新幹線で、JR東海は17日、南アルプストンネル長野工区(8・4キロ)の工事が行われる大鹿村を訪れ、柳島貞康村長に工事用車両の通行ルールや環境保全策などを盛り込んだ確認書案を提示した。村は18日に開かれる村議会全員協議会に報告し、近くJRと締結する見通し。

 同社の澤田尚夫・中央新幹線建設部担当部長ら3人が村役場に柳島村長を訪ねた。澤田部長は「我々としては着工に向けて進めたい」との意向を伝え、着工の前提と位置づける確認書案を手渡した。

 柳島村長は「出された内容をじっくり検討し、対応させていただく」と述べた。

 十数項目にわたる確認書は、村が9月23日付でJR側に提出した協議書をもとに、両者が下準備した。

 協議書は工事用道路の設置や改良のほか▽工事用車両の通行▽工事期間中のモニタリング調査▽生活・環境への影響対策▽福徳寺周辺の環境保全要望▽工事用道路や村道改良箇所の村の活用▽発生土の村内有効利用と村外候補地▽南アルプスユネスコエコパーク、中央構造線エリアジオパークへの配慮と工事中の協力▽リニア供用後の非常口の管理―の9項目。

 14日に開かれた2回目となる全村民対象の説明会後、JRは「着工の条件が整った」と判断。着工に向けて次のステップに進む考えを示していた。

 今後は確認書を締結し、実際の工事着手については村議会から出された意見書に基づいて村長と村議会(全8人)の同意を得た後となる。

  

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