「三和ロボティクス」 天龍峡エコバレーへ6社目の進出

地域の話題

[ 2012年 5月 12日 土曜日 12時57分 ]

 天龍峡エコバレー川路地区企業エリア内に進出する三和ロボティクス(沢宏宣社長、同市下殿岡、旧称・三和精機)とかわじ土地管理組合(吉川武夫組合長)、市の3者による企業立地調印式が11日、市役所で開かれた。三和ロボティクスの進出は天龍峡エコバレーの工業ゾーン内で6社目。自然と調和したまちづくりとともに新たな産業拠点としての発展へ意気を高めた。

 川路地区の天竜川治水対策事業で創出された広大な平地を、緑豊かな自然環境と合わせ、新たな地域振興・産業振興のエリアとして整備する天龍峡エコバレープロジェクト。全体では三和ロボティクスを含め、個人・企業10社が立地、このうち工業ゾーン(8・2ヘクタール)は6社、契約済面積は6・6ヘクタール80%。今回の契約であと2区画1・6ヘクタールが残るのみとなった。

 牧野光朗市長、吉川組合長、沢社長の3社により「かわじパートナーシップ宣言」の調印に続き、牧野市長立ち会いのもと沢社長と吉川組合長の間で土地賃貸借契約の締結が行われた。同宣言は「地域景観に配慮した良好な地域づくり、産業づくり」を目的に、景観・環境配慮をはじめ▽域産域消▽企業の地域活動への参画▽再生可能エネルギーの促進―などの取り組みを進めるとうたっている。

 三和ロボティクスは生産機械の受託製造事業と干し柿の自動皮むき機などの自社設計製品を製造する企業。グローバル化が進む中、地域に根ざした企業として培ったロボットテクノロジー技術を武器に積極的な事業を展開して転換期のチャンスをつかもうと、本社移転による事業拡大を決意。今月1日、三和精機から名称変更した。

 契約した敷地面積は8219平方メートル。新工場は鉄骨造2階建ての工場兼倉庫で、延べ床面積4762平方メートル。既存工場の機能を集約化するほか、車載センサー生産設備の製造や同技術を応用した自社製品の開発を手がける。新工場の完成は来年1月、操業開始は同5月。雇用は現在の42人から20人増やし、年商は現在の6億円から10億円へ、5年後には20億円を目指す。

 調印式で牧野市長は「内外から立地を促進するとともにこの地の企業発展にも努める。三和ロボティクスのような元気な企業を増やす取り組みを行い、外へ向けてもPRしていく」と力を込めた。

 沢社長は「ロボットテクノロジーは幅広い分野での活用が期待される。地域・行政と力をあわせ、夢のある地域をつくりたい」と語り、吉川組合長は「新しい時代の取り組み、心から感謝しお迎えしたい。天龍峡エコバレーが新しい産業の拠点として発展することを祈念したい」と語った。

  

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