「上郷歩こう会」でふるさとの魅力を再発見

地域の話題

[ 2012年 5月 24日 木曜日 15時24分 ]

 飯田市上郷公民館(渡辺義昭館長)は20日、10の分館ごとに設定したコースを巡る「上郷歩こう会」を地区内外で繰り広げた。晴天の下、多くの親子連れなどが参加。コースごと地域の文化財や自然、産業などに触れながら歩を進め、郷土への理解や関心を深めた。

 10分館のうち、丹保や北条は区の境界内でコースを設定。身近な産業や特色を学ぶ要素も取り入れ、丹保ではキノコや花、野菜の栽培農家3軒を、北条では染物工場や寺を回り、生産者などから直接話を聞いた。

 丹保地区の歩こう会には園児6人、小学生15人を含む約40人が参加し、最初にシメジ農家の工場を訪問。栽培工程の説明に耳を傾けた後、実際に菌室などを回ってシメジの生育状況を把握したり、商品の包装作業を見学したりした。

 上郷小6年の男子児童は「何回も通っているから、ここに建物があることは知っていたけれど、シメジ工場だとは分からなかった。小さいシメジが大きく育っていく工程に驚いた」と新たな発見を喜んでいた。

 上沼衛分館長は「のどかで自然豊かな丹保地区を歩きながら、農業生産者とも交流することで、食べ物のありがたさにも思いを寄せてくれるとうれしい」と話していた。

 上郷歩こう会は1996年から毎年この時期に実施。当初は同館創立50周年記念に作成した「上郷ガイドマップ」内のコースを分館ごと順に回っていたが、近年は自由にコースを設定している。

 上郷公民館によると、電車も活用するなどして上郷地区外を探訪する分館も増えたというが「参加者の多くが小学生。まずは地元を知ってほしい」の意見もあり、今回は半々。上郷地区外では、天龍峡や市美術博物館、松川台城公園などを巡った分館もあった。

  

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