「先駆者の苦労忘れない」 増野開拓70周年で式典 松川町

地域の話題

[ 2017年 10月 31日 火曜日 16時58分 ]

組合員らが70周年を祝った式典

 松川町大島増野の「増野開拓組合」(平栗光茂組合長、組合員28戸)は10月29日、地区内の「増野会所」で開拓入植70周年の記念式典を開いた。43人が参加して歩みを振り返るとともに、開拓記念碑に黙とうを捧げた。

 増野開拓は、戦後に拓かれた戦後開拓地で、旧満州(中国東北部)からの引揚者などが入植。第1次地区は1947(昭和22)年で、現在の同町大島(当時は旧山吹村)に30戸が入植した。

 厳しい生活環境により、戦後の開拓地の多くで離農者、離村者が相次ぐ中、増野地区は現在も9割以上が定着し、果樹栽培などの農業を継続しており、成功例として知られている。

 式典は恒例の収穫祭にあわせて開催。開拓組合28戸から組合員や家族らが参加した。

 あいさつで平栗組合長(64)は「70年前の開拓の先駆者の皆さんの苦労を忘れず、この増野の発展に組合員が協力して力を注いでいきたい」と強調。懇親会では組合員が持ち寄った開拓当時の古い写真などを見ながら、思い出話に花を咲かせた。

 増野では同組合が現在までも維持されており、開拓組合の資産管理、親睦・交流事業などを継続。毎年この時期に収穫祭を開いている。

  

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