「小野子人参」を初収穫~JA祭や即売会で順次販売

地域の話題

[ 2012年 10月 10日 水曜日 15時28分 ]

 飯田市上久堅の「小野子人参クラブ」(長沼善朗代表)は8日、地元の約40アールの畑で耕作している地元名産品「小野子人参」のことし初めてとなる収穫作業を行った。高温少雨の夏を乗り切り順調に育った同ニンジン。11月11日には現地で収穫祭を予定しており、約2トンを順次収穫していく予定だ。

 約800メートルの夏場でも冷涼な土地である小野子地区の中でも中原・下原地籍で育てる同ニンジン。土壌は石をほとんど含まない粘土質の赤土で長人参作りに適している。1955年ぐらいまでは盛んに作られ有名だったが、種まきから掘り取りに手間がかかることから専業農家が減少していた。「忘れ去られる前に」と2005年、地区有志が同クラブを発足させ、30人余の会員が共同で栽培している。

 この日は今月13、14日に同市鼎東鼎のJAみどりの広場で開催されるJA祭販売用の約400キロを収穫。猛暑を乗り切った同ニンジンは直径約3センチ、長さ50~80センチほどに育ち、重機を使って掘り起こしては参加した約20人の会員らが葉の部分を摘み取った。また3年前から畑内で育てているゴボウも一緒に収穫した。

 長沼代表(69)によると、出荷するA級品以外の傷ついたものや太さが規定に達しないものは漬物などに活用していくほか、葉は地元で飼っているヒツジの餌として提供するという。「鮮やかなオレンジ色で煮物や汁物、キンピラや天ぷらにも最高」という長沼さん。「知名度も出てきており、ことしも順調に育って良かった」と話した。

 今後は13、14日のJA祭に続き、20、21日に竜丘で開かれる竜峡地区統一JA祭にも専用ブースを出店。11月11日には現地で収穫祭、即売会を開き小野子人参の味を広めていくという。

  

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