「平谷いも」のレシピ完成で掲載料理の試食会

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[ 2010年 3月 8日 月曜日 15時52分 ]

 信州の伝統野菜に選定された「平谷いも」の手作りレシピ集「風土に生きる平谷いも」が完成し、掲載されたメニューの試食会が5日夜、同村役場で開かれた。レシピ集は300部発行し、村内全戸に配布する。

 平谷いもは村固有の品種で、白い花と黄色い皮と肉という特徴を併せ持つのは、国内で平谷いもと阿智村清内路の「清内路黄いも」のみとされる。小ぶりな平谷いもを使った郷土食「ぴりぴりいも」は村外で開いた食のイベントでも人気を集めている。

 同村は、平谷いもが2008年に信州の伝統野菜に選ばれた12月の年末に、由来や特長を知るための勉強会を開催。栽培技術の向上と普及に向けた生産者の支援を行う一方、村食生活改善推進協議会とともに食べ方研究会を5回にわたって開き、地域イベントでも料理を提供した。

 レシピには人気のぴりぴりいものほか、煮くずれせず、粘り気が強いという特長を生かした「コーンおやき」や「じゃがいもニョッキ」「カレー粉・粉ふいいも」など10品の作り方を掲載。自分のオリジナル料理や栽培記録を書き込む欄も設けた。

 この日はいもぼたもちとおやき、ピザ、スープ、ポテトチップスの5品を調理し、小池正充村長らと一緒に会食しながらこれまでの取り組みを振り返り、今後について語り合った。

 食改の滝沢キク子会長(74)は「いままではなんとなく料理してきたけれど、みんなで考えたらこんなにいろんな料理ができることに驚いた」、小池村長は「後世に残せるよう、さらにいろんな意見を出して。村としても応援したい」と話していた。

  

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