「本物の味を楽しんで」あざれあで新そば祭り

地域の話題

[ 2010年 11月 30日 火曜日 15時17分 ]

 飯田そばの会(仁科保会長)による信州大そばの新そば祭りは28日、飯田市龍江の農産物直売所あざれあで開いた。栽培から製粉、手打ちまで一貫してこだわり抜いた地元そばの味に訪れた人々が舌鼓を打った。

 新そば祭りは、毎年11月末ごろに行う恒例行事。ソバを収穫してから1カ月ほど置いてデンプンが出てうまみを引き出した後、頃合を見計らって開催する。ことしは干ばつだったが、種まきを遅らせたため影響はなく、大粒でできの良いソバになったという。

 同イベントでは上久堅の小野子周辺の高知で栽培した地元そば粉のみを使用。同会のそば打ち名人が集まり、300食限定でそばを打った。

 恒例の新そばを味わおうと、開店前から大勢の地元客、観光客などが詰め掛けた。そば打ち名人が打った手打ちそばは、細めんながらもこしがあり、もちもちとした食感が特徴。じわっと辛味が広がるアカネギを添えたトリモツなどもあり、地元の一流そばの味を堪能した。

 「めんに甘皮の黒い点が見えないそばはだめだ」と仁科会長。飯田そばの会で使うそば粉は、荒いものから細かいものまで4種類の石臼でひき、こだわりの配分でブレンドしてつくる。「毎年1800人の体験旅行でそばを味わっているが、本物の味を教えていきたい」と素材から調理までこだわり抜いたそばを守っている。

  

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