「民宿おかあさん」に学ぶ、飯田で100選認定の7人迎えセミナー

地域の話題

[ 2010年 2月 13日 土曜日 12時50分 ]

 農林水産省から「農林漁家民宿おかあさん100選」に選ばれた県内認定者7人と語り合う、県主催の「農家民宿スキルアップセミナー」が10日、飯田市伊賀良公民館で開かれた。県内から集まった四十数人が「おかあさん」の取り組みを聞いたほか、意見交換や農家民宿の見学もした。

 「民宿を訪れる人が本当に求めているものは?続けて来てもらうための工夫は」との質問に、飯田市千栄で「ふれあい農園おおた」を営む太田いく子さんは「来た人が何を求めているかはすぐに分かる。電話応対を含めて『一生懸命出会う』ことが大事で、手間はかかるが手紙のやりとりなども必要」と話した。

 利用者との良好な関係を築く秘けつに関連して、「蔵の宿 みらい塾」(伊那市長谷)の市ノ羽幸子さんは「人間の究極の幸せは、人に喜んでもらうこと。だから一生懸命働いている」とやりがいを語った。

 今後のあり方について、「山の宿 加満屋」(天龍村平岡)の熊谷美沙子さんは「都会人にとって実家よりくつろげる場でありたい」と語ったほか、地域のため将来的に雇用も検討する考えを語った。

 「農家民宿 楽珍房」(飯田市北方)の原さだ子さんは、行政と農家民宿の強い信頼関係の持続が必要と指摘したほか「民泊にもいろんなあり方があっていい」と、幅広い考え方で取り組むよう勧めた。

 セミナー会場を飯田市内としたのは、飯田下伊那が農家民宿のメッカで、認定者7人のうち3人が飯伊在住のため。今後も県内各地で開催していく予定だという。

  

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