飯田市街地の通称「大宮通り」で4日、恒例の大宮通り桜まつりが開かれた。晴天にも恵まれ、大勢の親子連れらが来場。満開となったソメイヨシノをカメラに収めたり、親子で写生を楽しんだ。
大宮諏訪神社から南へ延びる通りは、約150本の桜並木が約400メートルにわたっていて、桜花のトンネルとしても知られる。
まつりを主催した「大宮通り桜保存会」などによると、3月下旬に開花した後、4月に入ってからは気温が低めで推移し、花が最高の状態でまつりを迎えた。南信州新聞社後援「親子ふれあい子ども写生大会」に加え、吹奏楽、和太鼓の演奏などがあり、祭りを盛り上げていた。
飯田春の観光まつりの一環。18日には「天龍峡花祭り」が天龍峡温泉お祭り広場で開かれる。地区住民による竜神の舞、保育園児の稚児行列、竜峡中学校今田人形の公演、ブラスバンド演奏などを予定している。
姑射橋をスタート地点に「第25回名勝天龍峡温泉健康マラソン記念大会」もあり、全国の市民ランナー約940人が参加する予定。