「蜜ろうアップル」をあゆみ園に委託、製造が本格的に

地域の話題

[ 2010年 4月 19日 月曜日 15時46分 ]

 6月5日に行われる「竹宵まつり百万人のキャンドルナイトin南信州」で家庭や店舗が参加するにあたり、統一アイテムとして初めて使用する室外用の「蜜ろうアップル」の製造が16日、飯田市下久堅南原の知的障害者通所授産施設「あゆみ園」で本格的に始まった。

 地元の蜜ろうで作ったリンゴ型のロウソクで、石油製品と違い燃やしてもCO2が出ない。直径3・5センチの大きさで赤、緑、原色の3種類計5000個を製造。1個300円、3個セット800円で「キャンドルナイトアンバサダー(大使)」を通じて販売する。

 実行委員会では、蜜ろうアップルの普及を通じてキャンドルナイトに参加する家庭や店舗(キャンドルナイトファミリー)の拡大を図るため、アンバサダーを募集している。1個につき50円を還元する。申し込み・問い合わせ先は、事務局のNPO法人南信州おひさま進歩(電話0265―24―4821)へ。

 蜜ろうアップルの開発は昨年12月、伊那市で蜜ろうキャンドルを作っている小松実治さんを招いて実演してもらったところ、香りが甘いと好評だったことから、実行委員会に提案しリンゴ型のロウソクを全国で初めて開発した。原料の蜜ろう(蜂の巣)は、実行委員会が飯田市内の2軒の養蜂家から150キロを購入し、あゆみ園に製造を委託した。

 あゆみ園では、不純物を漉(こ)した蜜ろうを溶かし、専用の着色剤を加えたうえで、小松さんに作ってもらったシリコン製の型に流し込み、冷蔵庫で固めてから整形して完成させる。3人前後の作業員で1日200個を製造する計画。蜜ろうアップルは1個30グラムで4時間は燃えるという。

  

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