「適正な森林管理の継続を」

地域の話題

[ 2020年 8月 1日 土曜日 13時37分 ]

 信州大学農学部の植木達人教授らが7月30日に根羽村を訪れ、村が2017年7月に取得した森林認証に関する現地調査を実施した。村森林組合や役場職員、県林務課の職員らで構成する根羽村SFM森林認証協議会が同行。害獣防護柵を設置した私有林や認証材を活用して建てた住宅など村内8カ所を視察した。

 小栃地区の私有林では定植間もないスギを1本ずつ筒状のシェルターで覆う、害獣対策をとっている。村森林組合の今村豊参事はシカによる被害が多い状況を伝えた上で「対策により食害は減ったが、シェルターに体当たりするシカがいる」と説明。植木教授は「それについてもきちんとした対策を検討していく必要がある」と答えた。

 田島地区にある認証材を活用した村営住宅や万場瀬地区の里山林の整備状況なども視察。1日かけて村内8カ所を回った。

 森林認証は熱帯雨林の破壊などの違法伐採を止める手段として、適正に管理された森林を認証する制度として始まった。FSCとPEFCの2つがあり、根羽村が取得したSGEC(日本の国内認証制度)はPEFCとの相互認証になっている。SGECの認証基準は7基準36指標222項目という膨大な内容。木材の安定供給や計画・記録の保持などのほか、生物多様性、水と土の保全、モニタリング、地域社会への貢献、下流域との交流などが重要視される。

 SGECには適切な森林の管理を認定するFM認証と、FM認証を受けた木材の製品を適切に管理・加工したと認定するCoC認証があり、村はいずれも17年に取得。今回はFM認証の現地調査が行われた。

 大久保憲一村長は「適正な森林の管理、認証材の加工をこれからも継続していきたい」と話した。

◎写真説明:現地調査の様子(小栃地区にて)

  

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