「願いかなえてさくら咲け」

地域の話題

[ 2021年 3月 6日 土曜日 13時58分 ]

 受験や合格発表のシーズンを迎え、今年もJR飯田駅の独自企画「JR飯田線鼎駅→桜町駅切符」が人気を集めている。「願い『かなえ』て『さくら』咲け」との思いを込め、同区間の乗車券購入者に記念台紙を無料で提供しており、今年は既に504枚(2月末時点)の利用があった。

 「鼎」が「かなえる」につながり縁起がいいとして、かつては受験生や保護者らが鼎駅(飯田市鼎中平)の入場券を買い求める姿が風物詩となっていたが、駅員無配置化で2013年以降は途絶えていた。

 新しい形で復活したのは16年末。飯田駅の社員らが桜町駅(同市桜町)と絡めてキャッチコピーをつくり、両駅の文字を印字した鼎―桜町駅間の乗車券を貼れる台紙を手作り。受験生へのメッセージ記入欄を設け、飯田特産の水引で飾り付けて提供し始めた。

 デザインは改良を重ね、現在は3代目。水引の飾りの色も10種類ほど用意し、選べるようにしている。同駅によると年々提供する枚数が増えているといい、2020年は1年間で838枚の利用があった。

 企画を担当する廣野正士さん(26)は「コロナ禍で多くの困難がある中でも受験生は勉強に励まれたと思う」とし、「社員一同、体調を崩すことなく合格できるよう応援している。切符が少しでも力になれれば」と受験生にエールを送った。

 最近では合格祈願だけでなく、結婚式などの祝い事のために切符と台紙を求める人も増えてきているといい、廣野さんは「結婚式や新年度での出会いや旅立ちをイメージした台紙なども検討している。お客様のニーズに合ったものを提供していきたい」と話していた。

 台紙の提供は鼎―桜町駅間の乗車券が購入できる飯田駅と天竜峡駅で受け付けている。同区間の運賃は190円。

◎写真説明:人気の切符台紙

  

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