「騒動記」に沸く大鹿村 ロケ現場の食堂開店へ

地域の話題

[ 2011年 9月 19日 月曜日 13時55分 ]

 大鹿村に伝わる「大鹿歌舞伎」を題材にした映画「大鹿村騒動記」のロケ現場として登場した建物が、映画と同様「ディア・イーター」の名称で食堂としてオープンするのを前に16日、住民らに公開された。映画を見て村を訪れる観光客が増え、同村観光協会が作ったロケ現場を巡るガイドマップも好評だ。映画の全国公開から2カ月。大鹿は、映画の波及効果で注目を集めている。

 映画は、同村に300年前から伝わる国選択無形民俗文化財「大鹿歌舞伎」の花形役者を務める鹿料理店「ディア・イーター」の店主を中心にした喜劇。故原田芳雄さんが店主役を演じた。

 ディア・イーターとして利用されたのが、大河原の大磧神社近くにある木造3階建ての空き家。阪本順治監督が立ち寄った際、料理店として利用することを即決したという。

 新たに食堂を切り盛りするのは、会社の従業員役で映画に出演した大河原の遠藤由美子さん(52)。映画を見て訪れた観光客から「店内を見ることはできないか」「映画と同じように食事ができないか」といった声があり、開店することを決めた。

 映画で使われた建物は、遠藤さんの伯母が数年前まで飲食店「みっちゃん食堂」を経営していた。3年前に伯母が他界して以降空き家で、現在はいとこが所有している。

 建物にはディア・イーターの看板が残り、店外に積まれた薪や店内の棚なども撮影時と変わらない。そのまま食堂の名称として使うことを配給会社などに相談したところ、快諾を得た。

 炉が付いたテーブルやカウンターは撮影後に撤去されたものの、友人らの協力で再現。映画の撮影以前、ドラマの撮影で2008年に原田さんが村を訪れてから連絡をとりあっていたという縁もあり、原田さんが撮影で使用した帽子、長靴など映画ゆかりの品も並べた。

 23日に開店する予定。メニューも映画に合わせてシカ肉を使った料理を提供し、カレーやうどん、そばなどを出しながら増やしていく。遠藤さんは「映画の雰囲気をゆったり味わえる場所になればいい」と話した。営業時間は午前11時から午後3時まで。

  

関連の注目記事

powered by weblio


  

こちらの記事もどうぞ(広告を含む)

     







記事の検索はこちらから
















スポンサーリンク


南信州電子版購読

ふるさと納税でもらえる 南信州新聞 ふるさと納税でもらえる 南信州新聞