ありがとう119系 飯田線専用車両3月に引退

地域の話題

[ 2012年 1月 21日 土曜日 13時21分 ]

JRレトロカラー電車 1982(昭和58)年に製造され、83(同59)年に入線して以降、地域の人々を運ぶ動脈として活躍してきた飯田線の専用車両「119系」が3月に引退することが決まった。JR東海は3月末に記念イベント「ありがとう119ウィークス」を展開。3月10、11日には新旧両カラーが飯田駅に停車し、写真撮影できる最後のチャンスとなる。

 

 119系は、直流近郊形電車として旧国鉄が製造。飯田線には83(同59)年2月に入線した。

 

 2009年に1編成が復活して「幸せの青い電車」として話題になったデビュー車両は、伊那谷の青空や天竜川をイメージしたスカイブルーを基調としたもので、南アルプスに浮かぶ雲をモチーフにした1本の白いラインをあしらっていた。

 

 87年の国鉄の分割民営化後はJR東海が継承し、クリーム色の車両に緑色とオレンジ色のラインが入った、東海カラーに変更。約30年間にわたって活躍したものの、老朽化が進んだため、昨年12月から中央西線などで利用されていた銀色基調の213系、313系への更新が進められ、119系は3月末をめどに姿を消すことになった。

 

 JR東海は3月10―31日を「ありがとう119ウィークス」と位置付け、記念イベントを展開。現在までに豊橋駅での「ありがとう119系記念乗車券」の発売や同駅発着の「ありがとう119系記念号」の運転、伊那駅での記念乗車券販売が計画されている。

 

 3月10、11日には「ありがとう119」のヘッドマークを付けた記念列車が飯田駅に停車。新旧2カラーが並ぶ最後のチャンスとなる。両日とも午後0時55分発。出発時刻まで青色、白色の119系が並んで停車する。

 

 伊那駅では3月10、11日に「ありがとう119系」の文字を記した飯田行きの記念乗車券を500セット限定、950円で販売する(両日とも午前8時から)。

 

 ダイヤに組み込まれているため、119系の運用が終了する日時は未定だという。

 

 JR東海飯田支店の主任は「長きにわたって愛用していただいた119系ももうすぐ見納め。多くの方に愛用していただき、最後の姿を見守ってほしい」と話していた。

  

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