おひさま進歩がエネルギー大学開催へ

地域の話題

[ 2016年 1月 25日 月曜日 9時25分 ]

 NPO法人「南信州おひさま進歩」(飯田市馬場町)は新年度の5月から、太陽光発電など再生可能エネルギー事業に関する専門知識や実践力を備えたエキスパート人材を育てる講座「飯田自然エネルギー大学」をスタートさせる。2月14日に周知を兼ねたキックオフイベントを市内で開く。

 再エネのさらなる普及を目的にスタート。初年度は座学と現地研修を組み合わせた1泊2日の全10回を見込む。講座のプログラムは、環境経済学が専門で、市の再エネ導入支援審査会の委員も務める諸富徹・京都大教授が監修。各回の講師は諸富教授をはじめ、ソーシャルビジネスや金融、地域コミュニケーションなどの専門家を迎える。

 座学は旧飯田測候所(同市馬場町)を主会場とし、現地研修は飯伊の再エネ事業を中心に組む。定員は20人ほどで、地域に根差した再エネ事業を各地で実践してもらえるよう、意欲ある受講生を全国から募る。募集開始は4月を予定する。

 市内では2004年、NPO法人を母体にした会社「おひさま進歩エネルギー」(原亮弘社長)が設立。市民出資を活用して再エネ設備を設置し、売電収益を分配するなど各種の「省・創・蓄」エネルギー事業を展開してきた。

 一方、全国的には、再エネ事業を立ち上げ、好循環させるには、資金調達や発電場所の地元合意の形成などでまだまだ課題は多いという。同社はこれまでもインターンシップの受け入れを行ってきたが、今回の講座を通じても、会社の経験やノウハウを伝えたいとしている。

  

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