かぐらの湯がランク1位を感謝 「飯田は一つ」と学習会も

地域の話題

[ 2015年 7月 8日 水曜日 13時51分 ]

 飯田市が初めて実施した市民投票の「飯田ランキング2014―15」で1位に選ばれた同市南信濃和田の道の駅遠山郷・かぐらの湯でこのほど、1位を記念する謝恩企画「ナンバー1感謝デー」があった。広く市民に温泉の魅力を伝えるとともに、「遠山郷の住民や利用者にも飯田全体のことを深く知ってもらおう」と、飯田大火を学ぶ紙芝居公演や飯田りんごんを踊る会なども開き、参加者らと学びを深めた。

 同ランキングは「飯田と言えば○○を決めよう」と、飯田の自慢や誇り、魅力など「いいとこ」を順位付けする市の初企画。市民からの推薦を精査し、32カ所に候補を絞り込んで市民による「決選投票」を行った。

 かぐらの湯は、2位のりんご並木や3位の遠山郷霜月祭りを抑えて1位に。全国でも珍しい43度の高濃度塩化物温泉の特徴を生かし、温泉トラフグの養殖や霜月祭り公演の開催など多彩な仕掛けで誘客を図り、地域に貢献する姿勢が地元票の後押しにつながった。

 地元住民や、温泉利用者の投票が多かったことから、「かぐらの湯を意識して、投票してくれた方々に感謝したい」と企画。大人は通常の半額、小学生以下は無料とした入浴サービスを最大の目玉としつつ、「飯田は一つ」との願いから、飯田市赤十字奉仕団上郷分団による紙芝居「飯田大火とりんご並木」の上演と、8月に中心市街地で開かれる飯田まつりの「飯田りんごん」を踊る会を開いた。

 紙芝居では、1947(昭和22)年4月に丘の上と呼ばれる飯田の中心市街地で発生し、20万2000坪、4010世帯を消失した飯田大火の歴史について、その後に飯田東中学校の生徒たちが造成し、復興のシンボルとなったりんご並木の歴史も含めて学んだ。

 飯田りんごんは、実行委員会のメンバーからそれぞれの所作の意味などの説明を受けながら、実際に曲を流し、輪をつくって踊った。

 飯田市との合併から10年目の節目を迎えたが、馴染みのない住民も多く、気軽に踊れると知って「ことしは出てみようかな」などの声も聞かれた。

 飯田の皆さんに遠山郷の魅力をもっと知ってもらい、足を運んでもらいたいと願う一方で、「遠山郷の住民ももっと飯田のことを知らなければとあらためて感じた」と山崎徳蔵支配人。「温泉を遠山郷の振興に貢献できる施設として住民の皆さんと一体となって盛り上げていくと同時に、飯田は一つという思いも共有していきたい」と話していた。

  

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