かわらんべでアカエリヒレアシシギの幼鳥保護

地域の話題

[ 2010年 9月 18日 土曜日 12時04分 ]

 飯田市川路の総合学習館かわらんべで15日、ヒレアシシギ科の渡り鳥、アカエリヒレアシシギの幼鳥が保護された。鳥の専門家によると、飯田下伊那地域で姿が確認された例はなく、極めてまれだという。衰弱していたものの、小魚などの餌を与えたところ元気を取り戻したため、17日にも放鳥するという。

 アカエリヒレアシシギは、ヒレアシシギ類ヒレアシシギ科に属す、成鳥の体長が19センチほどの小型の渡り鳥。北半球の極北部で繁殖し、熱帯地域で冬を越す。くちばしが細く、青黒色の背に橙黄色の線があるのが特徴だ。

 日本でも旅鳥として姿が確認されているものの、海洋付近が主で、日本野鳥の会の小木曽博介さん(81)=同市龍江=によると、飯伊では報告例がないという。

 天竜川に接するかわらんべの駐車場で、飛び立てずにうずくまっているところを同館の青木成人館長が保護。16日に小木曽さんが種類を特定した。

 小木曽さんと同館広報員の柳生将之さんは「南へ渡る途中、台風などに巻き込まれて群れから離れ、天竜川に避難したのでは」と見ている。

 図鑑などで生態を確認し、小魚などを与えたところ、少しずつ体力が戻り、元気に動き回るようになった。天気の回復を待ち、17日にも放鳥するという。

  

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