かわらんべで草木染め講座

地域の話題

[ 2015年 6月 19日 金曜日 11時18分 ]

 飯田市川路の天竜川総合学習館かわらんべで17日、特定外来植物の知識と駆除への啓蒙を兼ねて、オオキンケイギクなどを使った草木染め講座が開かれた。参加した女性ら25人は染色に使うオオキンケイギクとクルミを天竜川沿いの河川敷で取って集めるところから始め、染色、媒染の各工程を経て、ガーゼ(綿)ストールを自分好みの色や模様に仕上げた。

 ヤマブドウや桑の実、マリーゴールド、タマネギの染液を使う毎年恒例の人気講座。各地で駆除が進む特定外来植物のうち、オオキンケイギクが近年、かわらんべ近くの天竜川沿いにも繁茂し始めたことを受け、ことしは外来植物を染物に活用することで、駆除や対策への知識も深めた。

 講師は協力会のメンバーら。植物を鍋で40分ほど煮出して染液を作り、好みの色の染液にガーゼストールを入れて20分間煮染めた。さらにアルミや銅、チタンなどを使い、染色した色が落ち難くなる媒染も施し、染めたい色になったところで乾かした。参加者は輪ゴムや割り箸を用いて染まらない部分を作り、さまざまな模様も付けていった。

 初めて参加した同市下久堅の女性(67)は「思った色に染めることができて本当に面白い。また参加したい」と語った。かわらんべの女性職員(58)は「特定外来植物も可愛らしい花を咲かせ、知らずに庭に植えている人も多い。知識を深めるきっかけになれば」と話した。

  

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