そば使った創作料理の大試食会

地域の話題

[ 2011年 6月 16日 木曜日 15時28分 ]

 飯田下伊那地域のそば愛好家たちが集まっての「そばを使った創作料理の大試食会」が12日、飯田市龍江の農産物直売所「あざれあ」で開かれた。約40人が参加。そばを使った餃子やリゾット、ようかんなど趣向を凝らした15種類ほどに舌鼓を打ちながら、地域に根付かせられる新たなそば料理の可能性を模索した。

 飯田そばの会(仁科保会長)など3団体の会員らが「そばの可能性を広めていこう」と企画し2回目。昨年の初回は「そばの冷パスタ」や「そば粉入りあげもち」など14の出品があり、それらをレシピ集にまとめた。

 ことしの大試食会でも「冷やし中華風のそば」「そばサラダ」「そばいなり」などの力作がずらり。干し柿と甘納豆の2種類を詰めた「そばようかん」、ブルーベリーやあんこを挟んだ「そばロール」といったデザート類もあった。

 東北地方の郷土料理「そばかっけ」や飯伊のそば店にも会員らが普及を期待している「とりもつ煮」も登場。ゴボウやニンジン、マイタケや鶏肉など具たくさんのつゆに湯がいたそばを入れ、シイタケや鴨肉を添えて味わう形式の「とうじそば」も振る舞われた。

 「そばせんべい」はそば打ちなどで出たくずを活用しており、素朴な味がうり。酢飯の代わりにそばを用いた「手巻きそば」は人気を集めた一つで、参加者たちがサンチュやちくわ、キュウリなど多彩な具材を巻いて自分好みを作り、ほおばっていた。

 仁科会長(75)は「ことしも我は我はと、多くのアイデアを出してくれた」とにっこり。飯伊でそば打ち愛好家が増えていることを喜び「今後もそばを生かした様々な振興に努めたい。地元の食材を用いて郷土に根付くようなそば料理を生み出し、広めていければ」と抱負を話していた。

  

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