ていざなすを素材にイタリア料理

地域の話題

[ 2013年 9月 3日 火曜日 9時14分 ]

 天龍村の伝統野菜「ていざなす」を素材にしたイタリア料理を楽しむ企画がこのほど、飯田市内のイタリア料理店であった。幅広い調理方法を開拓し、消費拡大を図ろうと、村ていざなす生産者組合と同村の地域おこし協力隊が企画。24人が参加し、ペンネやテリーヌなど8品を楽しんだ。

 ていざなすは米ナス系の大型ナスで、大きいものは長さ30センチ、重さ1キロに達する。地域では販路拡大を狙って調理方法の研究が進められており、今回は認知度の向上やていざなすの個性を引き出すことを狙って食事会を企画し、交流しているシニア野菜ソムリエの紹介で、同市鼎下山のトラットリア・ベッラ・ソニアのシェフがレシピを開発した。

 食事会は同店で開催。最大の魅力の「大きさ」を生かした「ていざなすとモッツッレラチーズのアミーナ風ペンネ」「白ワインでコンポートしたていざなすのテリーヌ」など8品が次々とテーブルに運ばれ、参加者たちがおいしそうにほおばった。

 田楽みそが主だったていざなすの新たな活用方法が次々と提案され、驚く関係者の声も。永嶺誠一副村長は「今までに食べたことのない味わいに驚いた」とし、「さまざまな料理方法で有効活用されることで、生産者の皆さんのやりがいにつながってくれれば」と期待を寄せた。

 ていざなすは1887(明治20)年ごろ、同村神原地区の田井澤久吉さんが東京の種苗店から種を取り寄せて栽培を始めた。「ていざ」は田井澤さんの名前にちなんでいる。

  

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