みんなができる森林活用 阿智村「きらめ樹部」が始動

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[ 2018年 6月 28日 木曜日 15時41分 ]

皮むき間伐を体験する

 皮むき間伐による森林づくりに取り組もうと、阿智村で村づくり委員会「きらめ樹(き)部」(田村沙織代表)がスタートした。27日には、NPO法人森の蘇り(大西義治理事長)=静岡県富士宮市=を講師に体験会を開催。女性や子どもでもできる手軽な間伐に取り組んでいく。

 きらめ樹は、皮むき間伐の愛称。樹木の皮をはいで1年間放置し、立ち枯れと同時に乾燥を行う。その後、伐採して材として販売。収益につなげ、継続的な森林づくりを目指す。森の蘇りにより、九州から東北まで各地で活動が展開されている。

 体験会には地域の女性を中心に10人余が参加。前半は森の蘇りの難波清芽さんを講師に座学で森林の状況を学んだ。全国の人工林の多くは手が入らず、細い木が密集し根が弱い状態にある。

 難波さんは「間伐で日が当たるようにすることで広葉樹が生える森になる。自然の広葉樹はしっかりとした根を張り防災の森になる」と話した。また、輸入木材の原料として東南アジアの熱帯雨林が破壊されていることや、国産材を使った在来建築の大切さを学んだ。

 後半は智里東の大沢地籍で実際の選木や皮むき間伐を体験。50平方メートル内にある12本のヒノキの直径を計り、良質な材になるもの4本を選んで残すことにした。

 間伐する木にはのこぎりで切込みを入れ、掛け声とともに皮を引っ張った。気持ちよく皮がはがれ、つるつるの木肌がむき出しになった。1年乾燥させた後、様子を見て数本ずつ搬出していく。

 代表の田村さん(34)は「誰でも楽しくできる間伐。山の所有者に関心を 持ってもらいながら細く長く続けたい」。地域おこし協力隊の二川舞香さん(36)は「子どもたち向けにも体験の機会を提供したい」と話した。

  

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