よこね田んぼで小中学生が稲刈り

地域の話題

[ 2012年 9月 22日 土曜日 8時11分 ]

 飯田市千代芋平のよこね田んぼで20日、地元の竜東中学校1年生、千代小学校と千栄小学校の全校児童計約120人により、恒例の稲刈り作業が行われた。

 よこね田んぼは芋平地籍に広がる約3ヘクタール110枚の棚田。農業従事者の高齢化が進むなか、昔ながらの棚田を後世に残そうと1998年、地元住民で保全委員会(林邦久会長)を発足。棚田のうち46枚約1ヘクタールを管理しており、地元の小中学生や保育園の体験で利用している。

 ことしも5月下旬に田植え。うるち米のチヨヒカリと餅米のモチヒカリの2種類を栽培。ことしは夏から秋にかけて雨が少なかったものの天候がよく、よこね田んぼ内の個人管理の田んぼではすでに多くの稲はざが見られた。

 集まった子どもたちは保全委員の人々に「よろしくお願いします」とあいさつすると、餅米の田んぼ3カ所に分かれて稲刈りに挑戦。毎年の作業ということもあってか、小学校の上級生などは手馴れた様子で、じょりじょりと気持ちの良い音を立てながら稲を刈り取った。

 千代小6年の男子児童は「ちょっと田んぼに水が多くて大変だけど慣れてきた。よこね田んぼは命の宝庫」と語る。竜東中1年の女子生徒は「私は龍江なのでよこね田んぼは中学になってから。ここは広くてきれいな田んぼ。今日の稲刈りを楽しみにしてきた」と話していた。

 よこね田んぼでは30日に収穫祭を開催。稲刈り体験は午前9時から、収穫祭は正午から行う。参加無料。申し込み不要。問い合わせは、千代自治振興センター内のよこね田んぼ保全委員会事務局(電話0265・59・2003)へ。

  

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