わんぱく冒険隊が被災地に餅送る

地域の話題

[ 2011年 12月 20日 火曜日 10時11分 ]

 飯田下伊那地域の子どもたちが野外体験活動を行う「わんぱく冒険隊」(二宮孝嗣隊長、隊員45人)は18日、東日本大震災で被災した岩手県陸前高田市の米崎小学校へ餅を送ろうと、飯田市川路の天竜峡温泉交流館で餅つきを行った。小学4年から中学3年生の隊員や大人のサポーターら約50人が参加し、被災地の子どもたちのために汗を流した。

 二宮隊長(61)が被災地に花を植える復興支援プロジェクト「3・11ガーデンチャリティ」に参加し、米崎地区で活動を行っていることをきっかけに、少しでも温かい気持ちになってもらえれば―と企画。前日までに、飯伊の住民10人ほどから餅米約40キロの寄付を受けた。

 蒸した餅米をうすに入れ、サポーターがきねでつぶしこねてから、子どもたちが順番についていった。寒空の下、なめらかなもちが出来上がるまで、重いきねを力いっぱい何度も振り上げていた。

 男子児童(11)は「きねが重かったけど、いい音が出てうまくできた」と満足げ。餅はのし板の上に広げて平らにし、米崎小児童と教員約170人分に切り分けた。

 現地の子どもたちに向けたメッセージカードも用意。また、二宮隊長がフェイスブックを通じて知り合った全国の協力者と、同プロジェクトに参画する雑誌社・ビズ出版から受けた募金で、クリスマスの菓子を購入。翌19日に、もちと一緒に送られた。

 二宮隊長は「米を購入しなければならないと思っていたが、期待以上に多くの人に協力してもらった。それだけみんな感じることがあるのだと思う。他のところにも、餅を送りたい」と話していた。

 同隊は30日午前9時から、阿智村春日のセイセイナーセリーで2回目の餅つきを行う。次回は陸前高田市の仮設住宅100軒に送付。餅米の寄付や送料等のための協力金、餅つきの参加者を募っている。

 また来年3月18日から4日間、ガーデンチャリティーとして同市に花を植えに行く。遠野市での住民との交流なども予定。各種問い合わせ、申し込みは二宮隊長(電話090・8329・6745)へ。

  

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