エンジョイクラブ が貴重な郷土映像を図書館へ寄贈

地域の話題

[ 2013年 9月 23日 月曜日 13時57分 ]

 飯田市の生きがい教室事業自主団体として約20年にわたり活動している「エンジョイビデオクラブ」(幾島好勝代表)は20日、会員が撮影した飯田下伊那の祭りや文化財、自然、市民文化活動などの記録映像(DVDとブルーレイ)49本を市立中央図書館に寄贈した。いずれの作品も保存用と貸出用2枚セット。同図書館では「貴重な郷土の映像資料として、11月頃をめどに貸出を始めたい」としている。

 同クラブは、市介護高齢課が1990年に高齢者の生きがい指導を目的に、高齢者のいろんなサークルを支援しようと発足。飯田りんごんのパレードをはじめ、飯田下伊那の伝承文化や風俗習慣、人々の暮らしなどをテーマに撮影を続けている。会員は飯田市と豊丘村在住の70~80代。常時10人程度が毎月2回、さんとぴあ飯田で開く定例会に作品を持ち寄って研究したり、行事の計画立案を行う他、年数回撮影会や年2回撮影旅行を行っている。

 今回初めて寄贈した作品は「伊那谷伝承 ひさかた和紙」「早稲田人形座」「天下の奇祭 七九里神社裸祭り」「座光寺夏祭り 竹宵かぐや姫」などのタイトルで49作品。1作品30分~2時間。

 幾島代表(71)=下殿岡=は「これからも毎月何本かお持ちできる。お祭りを見に行けないお年寄りにも映像資料として見て楽しんでもらえれば」と期待。大きめな画面とヘッドホーンを要望した。80代の会員の1人は「ビデオは音楽、ナレーション、映像の総合芸術。タイトルを考えたり、編集作業をするのが楽しい。大変だけど夢中になる」と語った。

 同図書館の加藤みゆき館長は「地元の今を映像で残すことは、30年後50年後の飯田下伊那の貴重な地域資料。図書館では活字資料だけでなく、映像資料も集めているが、なかなか少ないので大変ありがたい。若い世代からお年寄りまでしっかり活用していただけるようPRに力を入れていきたい」とお礼を述べた。

  

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