サンロード八幡とOIDE長姫高生徒が協働で喫茶室開く

地域の話題

[ 2015年 12月 23日 水曜日 11時06分 ]

 地域商店街活性化のために偶数月の15日に空き店舗を活用して「まちかどサロン喫茶室」を開いている飯田市松尾八幡町の町内会「サンロード八幡」(北原清光会長、8店舗)は22日、飯田OIDE長姫高校商業科の3年生(9人)と協働で喫茶室を開いた。昨年に続いて2回目。ことしは、喫茶室のほか、生徒によるリヤカーと店頭での野菜販売にも力を入れた。

 同校の教諭によると、「課題研究」という授業で松尾地区を選択した生徒たちが、地区の人と関わり、地区について知るための活動の1つとして、初めてリヤカー販売を計画した。「地域に出て交流し、高校生にできることをお手伝いすることで地域に貢献できる人を育てるのが狙い」という。

 リヤカー販売では、仕入れてきた野菜や果物、花などを積んで地域を歩き、鈴を鳴らして呼び込みを行った。高齢の女性が1人で外に出てリヤカーが来るのを待つ姿も。「足の不自由な人や寒くて外へ出たくない人もリヤカーが目の前に来れば買ってもらえるのでは」と期待していた生徒らを喜ばせた。

 生徒たちは、リヤカー販売を通して地域の人と関わり、知り、感じたことや学んだことをPRしていきたい考え。販売実習の様子は、25日に行われる課題研究発表会で発表することにしている。

 喫茶室では、飯田米穀の昔懐かしいパンや、松寿堂の和菓子、喜代志の寿司などを提供し、コーヒーやお茶などでもてなした。上久堅の実家から母親と一緒に来て立ち寄ったという女性(50)は「活気があって、いつも楽しみにしています。野菜もいっぱい買いました」と語った。

 NPO法人生活応援ネットスキップの「やらまい会」のボランティアで喫茶室の運営を手伝う女性(高森町)は「若い高校生と八幡の商店街、地元の皆さんが関わりを深める試み。とても新鮮で明るく元気になれるので、こういう企画はすごくいい」

 北原会長は「今までになく商品が多い。昨年、ことしと年末にやっているが、1カ月おきぐらいに人を呼び込むことを考えたい。人が集まってくれるか心配だが、ちょっとでもやっていかねば」とそれぞれ話していた。

  

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