セミの抜け殻いっぱい 飯田で子どもが自然観察会

地域の話題

[ 2018年 8月 2日 木曜日 15時51分 ]

セミの抜け殻を探す子どもたち

 県環境保全研究所は1日、飯田市丸山町のかざこし子どもの森公園で自然ふれあい講座「みんなで温暖化ウォッチ~セミのぬけがらを探せ!2018」を開いた。飯田下伊那各地から家族連れら約20人が参加し、抜け殻を集めて種類や性別を調べた。

 身近な自然に触れてもらうとともに、地球温暖化の影響調査に役立てることを狙い、毎年同じ時期に県内各地で開いている。

 飯田会場は2012年からで7年目。セミ博士として知られる伊那谷自然友の会の山田拓さん(76)=高森町=の指導で園内を巡り、木の幹や枝、葉の裏、茂みの中にまで手を伸ばし、抜け殻を探した。

 収集後、集計すると数は289個に。山田さんから産卵管の痕跡の有無で雌雄を見分ける方法を教えてもらい、虫眼鏡を使って慎重に判別した。

 山田さんが伝えた予想通り、アブラゼミは雌雄がほぼ半々、ツクツクボウシはオスが多い状況。オスから先に出てくるためで、「アブラゼミは時期的に出きっているから」と説明した。

 ニイニイゼミやヒグラシの抜け殻も見つかった。

 最多の57個を見つけた同市鼎小学校1年の男子児童(6)は「いっぱい見つかって楽しかった」と話した。

 山田さんによると、セミの数は年ごと増減を繰り返しているが、気温や周辺環境の変化との因果関係は分かっていないという。

  

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