県南信州地域振興局は25日から、愛知県一宮市のJR尾張一宮駅で「信州アフターデスティネーションキャンペーン・南信州特別企画」を始めた。飯田下伊那14市町村が10月1日まで、リレー方式で観光パンフレットやポスターを掲示し、地域の魅力を発信する。
昨年度の信州DCで初めて企画し、好評を得たことから、本年度も7月1日からのアフターDCに合わせて実施する。
会場はJR東海道本線や名鉄が往来するターミナル駅。愛知県内で4位の平均乗客数があることや、飯田線が走る豊橋駅に直結する私鉄が停車することから、キャンペーンの場に選定した。
25日からの初弾は飯田市で、総合ガイドの他、夏から秋にかけて開かれる世界人形劇フェスティバルや南信州獅子舞フェスティバルなどイベントを告知するチラシを構内の切符売り場前に並べた。
9月24日からの根羽村まで、週替りで各市町村が展示する。
地域振興局商工観光課の横山朝子主事は「地域を広くPRし、来訪経験がある人には新たな魅力を伝え、まだの人には来訪を呼び掛けたい」と話していた。
アフターDCで同局はこの他、7月に飯田線で運行される秘境駅号のもてなし企画を計画している。